施設レポート

和紙文化|伝統文化を学ぼう-紙漉きと書道-

向日市文化資料館|2025.2.27

向日市文化資料館では、3日間の和紙文化教室を開講しました。

■7月24日(水)13:30~15:30
1講目|講義(寿岳文章の和紙研究や、和紙について)
2講目|和紙作り

1日目は、西向日住宅地に居宅・向日庵が現存する寿岳文章の和紙研究や向日庵本、世界の文明と紙との関わり、紙ができる仕組み、和紙の性質などについて学習した後、楮の皮を剥いてチリを取り、繊維を叩きほぐしてトロロアオイを加え、型に原料を流して紙を作るという本格的な紙漉きの体験を行いました。

また、子どもたちは、型枠を使ってはがき大の和紙を作り、伝統的な漉き舟による流し漉きで大判(B4サイズ相当)の和紙作りも体験しました。

■7月25日(木)13:30~15:30
3,4講目|和紙うちわづくり

2日目には、4種類の型紙の中から好きなデザインを選び、1日目に自分で漉いた大判の和紙をうちわの形に切り抜き、竹の骨にのりで丁寧に貼り付けました。余分な骨を切った後、うちわの縁のカーブに沿って両側から挟むように細長い和紙を貼り、うちわが完成。

1日目のチリ取りで出たチリで漉かれた「チリ紙」が講師から配られ、チリも無駄なく活用できることを学びました。最後に紙漉きについての質問を受け付け、講師が回答しました。

■7月26日(金)13:30~15:30
5講目|講義(墨の材料や擦り方)、基本的な字の練習
6講目|自分で漉いた紙、または和紙うちわに自分で選んだ字を筆で書く

最終日は、地元の書家の指導による書道体験を実施しました。墨の材料やすり方を学習した後、基本的な「一十」「たて」「よこ」の字を、お手本を参照しながら書道用半紙に書きました。その後、自分で漉いた和紙に書く字を考え、半紙に何度も書いて練習しました。はがき大の和紙、和紙うちわのうちいずれか一つには必ず字を書くこととし、思い思いの字を筆で書き入れてもらいました。

最後に、講師から昔の向日町の様子をうかがい、3日間の和紙文化体験教室が終了しました。

 

■実施内容の詳細

住所|向日市寺戸町南垣内40-1
HP|https://www.city.muko.kyoto.jp/kurashi/bunka/(外部リンク)