施設レポート

茶道|親子茶道教室

木津川市東部交流会館|2025.2.27

木津川市東部交流会館では、10日間の茶道教室を開講しました。

 

■1日目|7月28日(日) 10:00~12:00

毎回、初めに茶席の準備をし、総礼、席入りをし、終わりには、総礼をし、後片付けを行いました。
講義では、茶道の歴史の話や、禅語「一期一会」から出会いの不思議と感謝の意味を伝えました。
初めてとなる今回の稽古では、姿勢や礼、座り方などの基本的な所作、お茶席の仕組みや席入り、茶道具を学び、正しい所作を意識して美味しいお菓子と薄茶をいただく客人の立ち振る舞いを親子で体験してもらいました。

 

■2日目|8月4(日) 10:0012:00

講義では8月の歳時記として、千利休が説いた“夏は涼しく”という教えから、涼を感じる工夫や、水の音を聞き目で見ること、茶席での三つの露(水)について伝えました。静かに説明を聞く子どもたちの姿が印象的でした。
稽古では、略盆をもっての割稽古を実施。また新たに、茶器の清め方、帛紗の扱いを伝え、稽古を重ねていきます。
子どもたちにとっては何もかもが初めての所作・動作。2時間余りの時、中休みをはさみつつ、正座する子どもたちに感心しました。

 

■3日目|825日(日) 10:0012:00

講義では、茶道の精神とも言える禅語「和敬清寂」を解説しました。
稽古では2日目に引き続き、略盆手前に取り組みました。
非日常的な茶道の細かな所作・動作。参加者たちは、日ごろとは違った身体の動きに戸惑いながらも、親子で助け合いながら、指導どおりに稽古をされている姿が印象的でした。

 

■4日目|9月8日(日) 10:0012:00

講義では「月の月」「菊の月」「芋の月」とも呼ばれる9月の茶の湯の歳時記を紹介しました。
稽古では、親子で互いに略盆点前でもてなし合うお茶会を実施しました。
茶道では、礼により始まり、礼により終わることも体験的に学び、「お点前、頂戴いたします」との可愛い声があちこちで聞こえる茶会となりました。
また、もてなしを受けた後、親子で正しい姿勢で礼を伝え合う姿も印象的でした。

 

■5日目|929日(日) 10:0012:00

講義では、猛暑の中で涼を取り入れるための工夫を紹介。参加者は、茶器に涼しげな銘をつけたり、設えを工夫することで、視覚や聴覚で涼しさを感じながら、一碗の茶を味わう方法を学びました。
稽古では、参加者に2組に分かれてもらい、点前の稽古を実施。亭主役が略盆点前をし、稽古を繰り返すことで、どんどん正しい所作や動作が身についてきています。
また、柄杓を使って湯や水を汲む際の動作にも取り組みました。

 

■6日目|10月6日(日) 10:0012:00

朝・夕、涼しく感じられる、秋を身近に思う10月。
講義では、10月の茶の歳時記と、点前について解説を行いました。茶道の世界では、季節が大きく2つに分けられており、5月~10月が風炉、11月~翌年4月までは炉で点前を行います。
稽古を続けている略盆点前は、1年を通じて楽しむことができる点前であり、家でも利用しやすい道具を用いてお茶を楽しむ方法であることも伝えました。
略盆点前の稽古では、以前よりも落ち着いて点前をする参加者の様子が見られました。

 

■7日目|1124日(日)10:0012:00

炉の季節となる11月は“冬暖かに”の季節。
講義では、11月の茶の湯の歳時記として、茶人の正月とも呼ばれる「口切りの茶事」を紹介しました。
稽古では、薄茶平点前を2組に分かれて行いました。保護者の方に見守られながら懸命に点前に取り組む子どもたち。
親子、教室の仲間、指導者も含めて関係性が築けてきており「一座建立」を感じる日となりました。

 

■8日目|12月8日(日)10:0012:00

12月の歳時記として、正月に向けた準備を始める「事始め」を解説。12月13日から始まる茶道裏千家の家元での事始めの様子を交えながら、年末年始の大掃除なども茶道に繋がることを子どもたちに伝えました。
稽古では、薄茶盆略点前に取り組み、親子でもてなし合いました。
現代では非日常的となった茶道の所作・動作。修得には、お稽古を繰り返すことがなにより大切なことです。

 

■9日目|12月22日(日)10:0012:00

年末となった9日目。
講義では、改めて茶道の心について触れ、「一より習い十を知り十より返るもとのその一」という言葉を送りました。
稽古では、席入り、亭主、客としての正しい所作・動作に取り組み、お茶会を体験してもらいました。

 

■10日目|1月26日(日)10:0012:00

最終日。
講義では、10日間を通じて体感をしてきた「和敬清寂」「一期一会」を改めて解説。出会いの不思議や感謝の心を参加者に伝えました。
稽古では、2組に分かれ亭主と客それぞれの振る舞い・心得を意識しながらお茶会に取り組みました。
最後には感想を共有し、礼に終わる茶道を体現するように、大きな声で「ありがとうございます」と礼をする参加者の声が、心地よく茶室に響いていました。

 

 

■実施内容の詳細

お茶とお菓子のいただき方から、お茶の始まりやお茶の発展について、懐紙や帛紗などの基本的なお茶の道具、薄茶や濃茶などのお茶の種類、茶道の心得、茶会での役割やお茶席での作法などの客としてのお茶会での作法、お点前の方法、季節の茶事の形式などの基礎知識を習得します。

全10日間|
7月28日(日)・8月4日(日)・8月25日(日)・9月8日(日)・9月29日(日)・10月6日(日)・11月24日(日)・12月8日(日)・12月22日(日)・1月26日(日)
時間|10:00~12:00

対象|木津川市内在住の小学生および保護者
定員|10組(抽選)
費用|3,000円(1人10日分)

住所|木津川市木津宮ノ堀149
HP|https://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/8,4943,37,307,html(外部リンク)