城陽市にある文化パルク城陽では、6日間の講談教室と成果発表会を開催しました。
■1日目|10月19日(土)14:00~16:00
講談師・旭堂南龍氏を迎えた講談教室が始まりました。
まず、講義では歴史とともに、講談と同じく話芸として知られる落語との違いを解説。落語は「話す」、講談は「読む」芸であることを伝えました。
次に、最終日に行う成果発表で披露するお話選び。
お話は南山城地域に伝わる童話を講談に仕立てたもの。どんなお話なのか、南龍師匠の実演で全6話を鑑賞しました。
最後には、子どもたちにそれぞれ成果発表で読みたいものを選んでもらい、声出しをしてもらいました。
- お話の著者である東義久氏もお越しくださいました
- 東義久の著作本の一部
■2日目|10月27日(日)14:00~16:00
2日目から、いよいよ稽古を開始。
小道具類の意味や使い方を学んでから、それぞれ選んだお話を通しで読めるよう稽古していきます。
リレー形式で読む人は、次の人との繋ぎがスムーズに行くように繰り返し稽古しました。
一人で読む人には間の置き方、間違えたときの対処法などが伝授されました。
■3日目|11月10日(日)14:00~16:00
成果発表会に向けた通し読み稽古が続きます。
今回の稽古では、重点的に話すときの動作や表情、高座への上がり方、降り方に取り組みました。
「舞台に立つ者として“恥ずかしがること”は、何より格好の悪いこと」。
自信をもって稽古の成果を発揮できるよう、南龍師匠の指導が続きます。
■4日目|11月17日(日)14:00~16:00
今回の通し読み稽古では、表現の意味について、重点的に指導が行われました。
講談では、登場人物が複数いる場合は、顔の向きによってその人物の“位”を表現します。
例えば上手は主人などの偉い人、下手は対等な関係や雇われた人など、動作に意味があることを伝えました。
また、次の稽古が本番前の最終稽古となることを踏まえ、改めて礼節や大切にモノを扱う心など、稽古への向き合い方・取り組み方を伝えました。
■5日目|11月23日(土)14:00~16:00
最終稽古日。4日目の指導を忘れず、笑顔で参加をしてくれた子どもたち。
最後の通し読み稽古では、他の人の発表をしっかり鑑賞し、良いところを「まねる」よう意識してもらいました。
次の日はいよいよ成果発表会。最終指導では、これまでの稽古の頑張りを褒めるとともに「堂々と高座に挑んでください」と、子どもたちに激励が送られました。
■6日目|11月24日(日)10:00~16:00
成果発表の日。リハーサルを行った後、いよいよ本番を迎えました。
子どもたちは、自身の暮らす山城地域の民話を高座で堂々と披露しました。その姿に、子どもたちの家族や友人、そして南龍師匠も聞き入っている様子でした。
公演を終えた子どもたちには、修了証書が送られ「本番が一番上手でした!」と南龍師匠も絶賛。
子どもたちも大満足のなか、伝統芸能だけでなく、芸能と地域とのつながりを探る、講談教室を終えました。
■実施内容の詳細